メンヘル恒例の薬自慢とか

欧州(-8)→アラブ(-5)→アジア(0)と移動すると、当然時刻の進行が先んじている方に向かうので、その通りに時差ボケてるといえばそう。今朝は10時に寝て、18時に起きた。

皮膚科に間に合うように起きれたのはGJであって、本当なら風邪はひどいわ皮膚はボロボロだわの最悪の状況下で、よく分かったことは、それでも旅なら、動けるんだな、ということ。旅なら、という意味は、仕事でも、という含みもあり、たぶん20代の頃も今ほど愚痴らなかったにせよ、まともな皮膚は持っていない状況下でもそれなりに仕事して暮らしてきたわけだ。20代ってすごいなと自分で思う。まして10代、皆勤で学校に行ってたのだ。この皮膚で。すごすぎる。自分を尊敬する。よく自殺しなかったな、と。しかも勉強までしていた。

今日、起きてから室内では歩けずにハイハイしている状況だけど、外に出なきゃ(医者行かなきゃ)ということになると、風呂に入り水に浸し、軽くおたけびを上げつつ靴下を履き、二本の足で立つ。3分ぐらい我慢してみる。少しずつ痛みが麻痺してくる。歩けるようになってくる。足はそうして靴を履いてしまえば、当面ノープロブレムだ。仕事を終えて帰宅して靴を脱いだあとのあの、オナニーでは決して味わえないほどの完璧オーガズムのような痒みに襲われて皮膚を掻き壊すまでは。

で、明朝にループだ。

問題は手のひらのほうで、こちらは麻痺させる方法がない。手袋で生活するのは気味悪がられるし、包帯すると同じ人に何回でも「手、どうしたの?」と聞かれる。昨日もおとといも答えた筈だ。知る気がないなら聞かないでくれないか?と思いつつ同じ質問を何人もから浴びせられる。それはいいとして、そうしても痛みが麻痺するわけではないから、手をぶつけないように、ものを持たないように、工夫さえすれば、まぁ、ブラインドタッチができるような健常者たちをスポイル人間であると軽く軽蔑しつつ(あのカタカタと無駄に数の多いキー音を聞くだけで殺意を感じるのだ、なんてことをどこのブログにキーボードで書いたら共感してもらえるんだ!?)、その日に使える指でかな打ちの仕事をする。それでなんとかしのぐ。しのぐ、というのが生きている有様をよく示しているなと感じるぐらい、とにかく早く帰るために、しか働いていない。いなかった。

旅にせよ学校にせよ仕事にせよ、するしかない感じでしのぎ続けてきたわけだけど、たとえば旅人で、滞在ビザが切れても薄汚れたバンコク中央駅近くのチャイナタウンの安宿の寝床から置きようともせず大麻を吸い覚(ryを(俺は後者の実物は見たことがない。ただ、明らかにやってるだろ、という人間の奇妙な所作を見たことがあるだけだ)打つみたいに、どこかで一線を越えてしまうと、一度転がり落ちてしまうと、ああ、こんなものですか、とそれに慣れてしまう。それは悪いことの比喩としてしばしば言われるのだけど、でも、場合によっては、身体条件なり、社会条件なりが、それをほんらい求めているケースがほとんどではないのかと思わなくもない。甘すぎるちゃ甘すぎるが。

で、仕事に関しては、一線を何度も越えてしまって転職を繰り返し、その後は勤続3ヶ月の壁を越えられない人になってしまった自分がそのことを不安に思うためには、まだ皮膚がダメすぎる。痛すぎる。旅に関しては、ビザ切れは、不注意によるケースの1度を除くと、自分はまだない。ちゃんと、予定された飛行機に乗って今まで毎度毎度ちゃんと帰って来ているし、今回も帰ってきた。

で、言葉の通じる国に戻ってきて自由の身になったのだけど、それでも我慢して歩けたから偉いと思うのだけど、ドイツ以降、切れてしまっていて本当に欲しかったセレスタミンをゲットした。ところでセレスタミンは精神系の薬との飲み合わせが危険なのだけど、それを精神系の医者に聞いても、平気で、平気です、と言うから精神系の医者はこわい。全員じゃない?そうですか。大麻より先に精神系の薬を取り締まるべきだろJK。

  • セレスタミン錠(抗ヒスタミン剤+副腎皮質ホルモン(ステロイド))→効く。欠点はギリギリ数量しかもらえなかったり、副作用が危険だったり、強烈に眠くなること。
  • バナン錠(抗生物質)→これだけ皮膚が荒れても、無菌のアレルギー症状だから、化膿することなんかほとんどないんだけど。
  • ビオチン散0.2%→効果が認められるかどうか判断できないけど安いビタミンH
  • フラビタン錠10mg→ビタミンB2
  • ピドキサール錠剤10mg→ビタミンB6
  • アレグラ錠60mg→抗アレルギー剤・・・飲んでるけど花粉症ぽいのだが。。。
  • ドラール15mg→時差ぼけ直し用として、睡眠剤

さて、薬の効果が出てくるまでは当面、なにもしない。体重計に乗れるぐらいの皮膚ができてきたら、それから考えよう。