それで

雨の246を西へ - Blue-Periodさんの日記
ここからスタートしてるんだけど、これなにか、というと、新しくロードバイクを購入したのに、入荷して手元に入るまでに1ヶ月近くかかるということになって、実は発狂寸前だったんだ。ありえない、と。それと、最初のスポーツバイクなので、「買う」という行為にものすごくエネルギーを要した。具体的にはのべ1ヶ月かかっている。働いてたら、買えないよ、買い方覚えることもできないし、店員さんに買いたいと言ったって、ぜんぜん商売っ気ないんだもの。はぁ、どれを勧めてくれるということもなく、コレ買います、と自分で決めないといけない。それはそれで好ましいあり方かもしれないけど。
それで新しいのが来るまで待つことのできなかった自分は、輪行なしでも遠出したいと思い、天気予報とか見ているとキリがないので出発した。それでいろいろ思ったこともある。
エンゾ早川氏は出版社に原稿を持ち込むために茅ヶ崎から都内の出版社へ行くたびに、楽しみにしていることがある。出版社のパソコンを使って、2chの自分のスレを読むことなのだという。はじめはネットはバカばかりだと思っていたが、なるほど、なんという雑誌の何ページの写真のスパナの持ち方が逆だとか、どこどこの特集のどこの記述は妥協の産物だとか、いろいろ、おおよく分かってるじゃん、という書き込みも見出せるからだという。そんなエンゾ記述の中で多いのは、生半可な気持ちであそこでロードを買おうとすると、だいたいシクロクロスを買わされちゃうよ、というもの。シクロクロスって、ばくぜんと、クロスの高いバージョンぐらいのイメージだけど、悪路も走れて、ロードの良さを多く持っている。
遠乗りしていて、悪路も少しあるし、なにより車道を気持ちよく走るには、お決まりのルートを使わないとキツい。知らない道を「行ってみる」ことにかけては、シクロクロスクロスバイクのほうが間違いなく良い。だから自分も最終的にはシクロクロスに行き着くのではないか、という気はしている。
しかし、それはそれとして、ロードに乗ってみたい、という気持ちがどうしてもあるので、1台目、3号機はロード。2台目、4号機をシクロクロスにしようと思いつつある。その、3号機を買うことについて、どれがいいのか、決めるのが非常に難しかった。
買うまでにそれだけの時間がかかり、買ってから乗れるまでにまた1ヶ月。たまらずカゴつき軽快車で雨の中、出発した、と。

赤い線が現行ルート。緑色が当初計画なのだけど、やはり東海道から離れると、安易に「電車帰宅」しにくくなるので、ちょっと挫折している。とはいえ、それ以外のルートで自転車を配送せずに持ち帰るには、来た道を戻るか(まぁ、箱根ルートに変えてみる、ぐらいのことはできるけど)、あるいは徳島からのフェリーを使うしかないことが徐々に分かってきた。
神戸明石から淡路島にフェリーで渡ることはできるのだけど、淡路島から四国(鳴門)へ渡ることができない。淡路は北も南も橋が架かっているのにどちらも自動車専用なので、ヒッチハイクで自転車ごとトラックに載せてもらわないと、渡れない。そして北はフェリーがあるけど、南はフェリーがない。廃止されたのだ。
四国へ輪行なしで自転車で渡る唯一の道が尾道あたりから四国の北西部へ入る、いわゆるしまなみ街道の絶景ルートだ。ここから入って徳島まで戻って帰宅できれば素敵なのだけど、名古屋から考えると、まだ工程1/3じゃん、みたいな遠回りになる。それに、途中で「電車帰宅」とかできない。だいいち、俺はまだパンクの修理もできない。マックで鍵をなくす可能性だってある。一番安易なのは、大阪から和歌山へ入って、和歌山から徳島へフェリー。徳島から東京へまたフェリー。もしくは、名古屋から北海道苫小牧までフェリー。苫小牧から東京へフェリー。という2択になるのだけど、どちらも金かかるし、もう輸送したほうがいいか、とも。
で、輸送を京都から、と考えていた。せっかくだから「はてな」の本社でも見て、それから帰るか、というわけ。でも、これも挫折。なにしろ手のひらが回復しないのだ。今もハンドルが握れない。自転車に乗れないことはないのだが、片手ハンドルとか、中途半端な乗り方してるので怖い。それもよくない。
そして、ポツポツと、私用が横浜&都内であるので、行きっぱなしにもなれなくなりつつあり、また関西で新型インフルエンザが云々というのも、少し影響している。
さて。今は横浜だけど、どうしたものか。