ロードレーサーがモテる事例1

「1」とかつけて、「2」以降はないかもしれない。
 
じてつったー
以前違うこと書いたけど、ロードでもクロスでも必ずしも信号遵守しない人は多いかもかなと思った。
自分は今のところ守ってる。
 
およいっだー
夏だし、屋外プールで。
ロッカールームで日光浴を終えたところの、ウホッ!肉と肉とぶつかりあい、な人たちに取り囲まれて、女の子の気持ちになった。
やはり時刻が遅いせいか、面積小さすぎ白ビキニの白人おねいさんは少なかった(けど、いることはいた)。
泳ぎつつ、水中駅弁カップルも、少ないけどいることはいた。
じてつったー帰路を控えていて、左足首に違和感を少し感じたので、2000mでやめといた。
本当は、トライアスロン・アイアンマンの、3800mを泳いでいくような感じにしたいのだけど、ちと元気な若者に泳力の差を見せつけられ過ぎて心が折れた、というのもある。
 
■おべんきょ
茶店で少しお勉強した。夏の喫茶店に一人でやってきてコーヒーを吸い、携帯をいじり、コーヒーを飲み干し、去っていく足の綺麗な女の人は、よい。
 
■帰路
Dst 29.70 km
Ave 21.40 km/h
Max 36.90 km/h
Tim 01:23:20
完全に真っ暗になってからの帰路じてつったーは久々か。
逆風がすごくて、橋の上とか、横風に振られるわ、時速が15km切るわ、散々だった。
 

で、モテ、の話。

まだ疲れる前の港区走行中、左折専用車線があるので右に出たいのだが後方に原付がいたので、右に手信号を高々と出した。原付は30km/h厳守で走っているらしく、自分と速度が変わらない。近づいてこないので、車線を変更、原付の前に出て、そのまま道なりに右90度カーブ、その先の信号で停止した。
 
徒歩や電車や車だと、まわりの人と言葉を交わす、という機会はほとんどないのだが、自転車に乗っていると、これが、けっこうある。
軽快車で名古屋へ向かっていたときには、すれ違うチャリンカーのおじさんと何度も挨拶の言葉をかけ合ったし、静岡県内では、畑仕事をしているおばちゃんによく挨拶された。
ロードに乗り出してからは、一度、あさひの帰りに長い下り道を軽快に下って停止したところ、横並びになったトラックの運ちゃんに、「お兄ちゃん、それ、速度計かい?」と声をかけられた。「そうっす」。「へぇぇぇぇ」。それだけなんだけど、今日、
信号で追いついてきた原付に乗っていたのは、リサ・ステッグマイヤーさんを5歳若くした感じの、白人のおねいさんだった。(って、白人の綺麗なおねいさん、あまり顔の区別ついてないかも。)
右隣につけた彼女が長い左足を地面につくと、こちらを向いて、
「ハヤイデスネ」と一言。
発音から、タイとかベトナムの訛りかしらと思ったのだけど外見は白アングロサクソンさん。
「サンジュッキロ、オナジ」
キ、にアクセントがあった。
彼女は原付のメーターを見て、またこちらを見る。
どういっていいのか分からないので、(というか、綺麗です、結婚してください、と言いたかったのだが)「ありがとうございます」と応答した。(ヨーロッパ系だろうか、アメリカだろうか)
(あの、メールアドレス教えてください)と俺は思った。
彼女の背景には、ライトアップされた東京タワーがビルの合間に見えた。
(写真撮ってあげましょうか?と言って、肩に掛けていたEX-FH20を見せながら、そうだ、彼女だって、こうして原付で走りながら東京タワーを背にした夜景バックの写真は彼氏に撮ってもらったことがないだろう、しかも俺は夜の撮影にめっちゃ強い一眼レフ真っ青のEX-FH20を持っている。それで送信先のメールアドレスを聞けばいいんだ! そうしよう! と思ったけどもちろん、俺はじてつったーにカメラは持参していないことに気づく)
それで、それ以上の会話はなく、いいなぁ東アジア(日本、中国、韓国)以外の国の人って、どうしてこう人なつっこいというか、普通に平気で話しかけてきてくれるのだろう・・・、などと自分の海外体験統計を思い出しつつ考えていた。俺は35歳だけど、彼女の眼には、もっと若く見えるのだろう。ベルリンの夜に出会ったセリーナ・ウィリアムズ似のおねいさんは、ティーンエイジに見えるわ、と言ったし。
 
それで、信号が青になり、少し見合ったので、自分は手を出して、お先にどうぞ、を示した。
また追いつくかしらと思ったのだけど、今度は彼女は30km/hを越えたスピードで走行、自分は泳いだ疲れのせいだか、それほど速度は出ずに、結局お別れとなってしまった。
 
ただ、それだけ。
 
でも、なんだか、ニヤニヤしながら品川駅西口の交差点を走り抜けていた。