Mind the Gap

Studio004
初めてのモデルさん撮影会@お台場 - Blue-Periodさんの日記で2番目に撮った中村愛先生が翌日にスタジオ撮影会もやるというのですぐに行った。
 
DMC-G1+20mmF1.7
機材は、屋内スタジオということで長い焦点距離は使えないので、徐々にメイン機になりつつあるDMC-G1パンケーキレンズLUMIX G 20mm F1.7 ASPH.をセット。フルサイズ換算で40mm。
 
E-P1+3535Macro
ただ、換算40mmでは遠いかもしれないので、こちらのマクロレンズ、ZUIKO DIGITAL ED 35mm F3.5 MACRO をセットしたE-P1がサブ。フルサイズ換算で70mm。
E-P1で使う場合、このレンズは「4/3→μ4/3」アダプタ経由であってもコントラストAFが働くのだけど、すごい遅い。3秒とかザラ。
(つか、標準ズームレンズ1個あれば、そんなにごちゃごちゃ持つ必要ねーだろ、なのは承知なんだけど、まぁレンズ沼だしいろいろ触りたいだけ)
 
KissDN+EF50mmF1.8
さらに、満を持してというか、APS-Cサイズの一眼「レフ」、EOS Kiss Digital N に EF50mm F1.8(II) をセットしてサブサブ。フルサイズ換算で80mmかな。手持ちで唯一のデジタル一眼「レフ」カメラなのだけど、古い機種なので画素数は一番少ないが、μ4/3より撮像素子が大きいから近距離でもボケ味を活かせる可能性を残す。あと一眼レフなら当たり前なんだろうけど、マイクロフォーサーズがメインの自分にとってははじめての位相差検出方式のオートフォーカス。段違いに早い、はず。
 
Studio003
で、スタジオ撮影がどんなものか分からんので、入り口でウロウロ挙動不審になったりコンビニに戻っておにぎり食べたりトイレ行ったりコーヒー飲んだりして、というか遅刻魔の自分が40分前に到着ってどんだけだよと。エレベータのスイッチを押す。
 
 
AiNakamuraIn004_Akarui
エレベータの扉が開くと、もうそこはスタジオで、撮影はバシバシ行われていた。
 
AiNakamuraIn002
「ちょりーっす」
「初めまして。えと、僕はブルーピリオドさん、って言います。よろしくお願いします」
「お願いしまーす☆ブルーピリオドサン☆」
モデル指名の撮影会、定員6名で、自分含め5名が来ていた。この5名が、番号札のカードを首から提げて順番に撮る。一巡したらまた1番から撮る。
 
AiNakamuraIn003
少し上目から、20mmf1.7で開放撮り。瞳にピントは合っていると思うが、胸から下のボケ味は狙いよりも弱いかな。。。うーむ。もうちょい寄ればいいのか。。。いやこれがなかなか、勇気がいるんだわ。。。あとホトショで瞳の充血(疲れ目?)をブラッシングしてより綺麗にしたいけど高いよねあれ。
実はこの記事を書いている時点で自分はすでに10人以上撮っている36歳無職で皮膚病病みのメンヘルキモメンなのだが、モデルさんや所属事務所の方針によってネット掲載可否とかポーズ可否とかはもちろん、お仕事のフィールド、ポージングの上手下手、パターンのいろいろも違う。中村愛ぽんはバリエーションは多くて動きも早いほう、かつオッサントークもいける人、だと思うけども残念ながら俺が重度の非コミュ。。。あとカメラの連写性能によって撮れたり撮れなかったりする表情とかもあり。
 
AiNakamuraIn007
E-P1と、3535マクロで。スタジオで順番撮りでも、後ろに並んでたりするから意外と距離を離すのは大変。換算70mmだとこんな画角になる。3535マクロはマイクロフォーサーズカメラで使うとオートフォーカスが著しくトロいレンズなので、少し待ってもらって撮るので表情もフリーズ気味に。
なお、主催はまたまたfresh!。各所属のモデルさんをブックしてスタジオ取ってカメラ小僧っつーかおっさんに撮らせてナンボというビジネス。モデルさんによっては1桁料金の高い人もいるし、単人では予約の全然入らない人もいるし、価格設定を誤ると撮影者ゼロになることもあったりとか、そうすると誰でもいいからあいてるコ撮るよ、っていう常連オッサンが貸しをつくってデカい顔をしだすとかしないとか、そんな人間模様もパッと見、なごやか。(但し自分にはよく分からない謎の機材を持ち込んでる人とかは多い)
 
AiNakamuraIn010
江戸川橋にあるZero Studioは、椅子、ベッド、ソファなどあり、そこそこに狭いスペースに数人のモデルさん、その3倍程度の数のカメラおっさん(女性も稀にいますが)という構図。で、なんてったって撮りやすいのはベッドだ。
 
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さて、ほいじゃ、そろそろ本気出していきますか。。。ネックレスをはずしてもらう。
 
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また上から。シャッタースピード1/400sec。これ10倍ぐらい遅くして少し動いてもらうか、自分でカメラ振るなどして、動きをつけたら良かったかも。
 
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なかなか寄る度胸もなく、トリミング寄り。
 
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サクサクアイデアが出てこないと同じ写真の連発になってしまうし。5人交代はまぁ、ほど良かったかも。これが不人気で2〜3人になると、実はネタが尽きてしまい、考える時間も少なく、けっこう精神的にしんどかったりする。ほいでブログを読んで会話ネタの予習したり、なかなかみんな大変だ。
他人の撮影見てると、なんかこう、バトルって感じ。
 
AiNakamuraIn017
モデルVSカメコのバトルもあるけど、カメコ同士のバトルもあり。フルサイズの超連射の人はさぞ綺麗なボケ味で最高の表情の瞬間を切り出しているんだろうなぁと嫉妬するし、コンデジの人はコンデジなりに、1発シャッター切るのにも時間がかかるから、そのあいだをトークでつないで一発勝負、そっちの技術を磨いている感じ。自分のカメラはバリアングル液晶が強みだからアングルに凝ろうとするんだけど、なんだよ、俺以外にもバリアングルいるじゃねえか! ソニーか? ソニーのカメラなのか?
 
AiNakamuraIn016
「ブルーピリオドさん☆次はどういうの撮りたい?」
「ウ・・・ア・・・グヒッ・・・ブヒッ・・・サ・・サーセン・・・」
 
AiNakamuraIn019
スタッフさんから「残り3分です」などの声が入り、最後は囲み撮り。これで「私服」の部は終了。10分休憩を挟んで、次は「水着」の部だ。
 
 
 
AiNakamuraIn020
白のE-P1を使うと、「なにそのカメラ、カッコいい!」とだいたい言ってもらえるお約束(俺も言ってもらった)なのだが、レンズがトロくて間が持たなかったので、後半からは、Canon EOS Kiss Digital N のデビュー。自分にとっては初めての一眼レフだ。キャシーキャシーキャシーとシャッター音が気持ちよい。(E-P1はキャシャキャシャ、DMC-G1はカチッカチッという感じ)
見た目、小型のデジ一だからG1と大して区別つかんだろと思うのだが、愛ぽん、またカメラ変わった!何台持ってるの!?とすぐにツッコミが入る。もしかして、レンズに赤鉢巻がついてるかどうかもチェックしてたりするわけ? EF50mm F1.8II(8000円台)じゃなくて、EF35mm F1.4L USM(19万円台)のレンズだと、ポージングも変わってくるわけ? どうなの?

 
AiNakamuraIn022_ToneCurved
「ちょっとずつ脱いでくねー☆」というのだが、2巡目にはもう脱ぎ完了の感じ。
 
NetaChou
ゴミ屋敷在住のキモメンな自分が事前にプリントアウトした「ポージングネタ帳」的には、水着の上にひっかけてるのを背中をこちらに見せながら脱いでいくシーンの背中の骨が好きとかいろいろあるんだけど、そのへんの指示出しとかうまく出来ないし・・・ネタ帳見せる勇気もなかなか出ず・・・
 
AiNakamuraIn023
ふと隣のコーナーを見ると、D・M・Bodyなモデルさん、それもすごく良いのだが、
 
AiNakamuraIn025
いやそうか、少し華奢な雰囲気をうまくこう・・・いや・・・どうもポージングの出来るモデルさんに無理に自分で指示出しすると変になったりとか・・・
でも常識的に考えて生理的に絶対無理であるところのキモメンでタバコのポイ捨て上等である俺、ほとんど全ての人間に死ねばいいのにと思われているような俺視点で、そんな俺がそれなりにリアリティを感じうる作品、てのがテーマになっていくのかなと撮りながら思う。
 
AiNakamuraIn028_white
で、結局全身をフレームに入れたくて DMC-G1 に戻したり。でもトリミングしてるんだけど。
 
AiNakamuraIn029
せっかく一眼なんだし、ボケ味を出したいと思いつつ、それが高級レンズやフルサイズカメラなしでできる構図が浮かばず、時間切れ。
照明装置は用意されてるのだけど、もう少し自分でシーンに合わせて動かして気を使うべきだったかも。現像やレタッチで明るさをイジりすぎだ。
 
 
 
終了後にはサイン会があり、色紙や、前回撮った写真をプリントしてきた人とかはそれにサインしてもらったりしてる。いやその場にプリントアウト機材を持ち込んですぐに印刷してそこにサインって人もいた。おいらはなんにも持ってないので、サインはもらわずに帰宅。
 
 
 
 
 
 
AyanaKoyama002
その後もバトルは続く。小山綾菜先生
 
AyanaKoyama003
すぐベッドでの上から撮りに持ち込みがち。。。
 
RisaYagihashi002
水着掲載NGの八木橋里紗先生も服着てるうちに。。。
 
RisaYagihashi004
シャッター音がするたびにポーズを変えてくれる。ので、ピントミスっちゃいかん。。。
 
YukoNarita003
成田ゆうこ先生は、かなりセクシー系な。
 
YukoNarita005
やはりベッドで上から。
 
YukoNarita006
ちとさわやか笑顔をセクシー系に変えたくてアングルを変えたり。
 
YumiriMaikawa002
おう、ムチムチギャル! 舞川由美利先生! 超かわいい! 売れろ! 今すぐ有名アイドルになれ!
 
YumiriMaikawa003
個別撮影会でなく、モデルを指名しない撮影会は料金が安いのだけど、自由に選んで撮れるので、といいつつ、この日はどうしてもゆぽたんが気になり何度も並んでしまうので、え、さっき撮ったやん、な雰囲気の言い訳というか、小道具を使用。
 
YumiriMaikawa004
ダイソーで4個100円のアヒルだけど、もちろんその場は「喜んで」もらえて安心。しかしG1使うと絞りのダイヤルが意図せず回ってしまうな・・・
 
YumiriMaikawa006
さらにゆぽたんに並び、今度は自分の999.9の眼鏡をかけてもらう。と、ピントが・・・
 
YumiriMaikawa007
それでも頑張ってピントを合わせた。
 
Eriko001
Eriko先生は、この撮影会を最後に、Eriko名義では引退とかブログに書いてた。そのブログが今はもう見つからんorz
(しかしISO100の絞り5.6で1/25秒って・・・G1の使い方を本格的に反省すべき。全く意図せざるパラメータだ。
 
Eriko006
前夜のブログの文面からは、ちと暗かったので、つか誰々さん来てくれると信じてる。。。とか朝方に書いてたのと、当日朝ぜんぜん眠れない、とかいうのが気になっていた。
あとホトギャラリーを見ると、アートっぽい写真が多い。俺には無理なので、また小道具。
 
Eriko007
違います。。。
 
Eriko008
そうそう。
 
Eriko010
fresh!さんとこを見る限り、モデルさんの数はものすごく多く、誰か一人を追おうとすると、他の主催者を含めても撮影会は月に1〜2本あるかないかだったり、そんな世界だ。
 
Eriko012
ともあれ、楽しくすごせれば御の字。
けっこううまくいかないことも多く、それがまたいいのだけども。