日記

ベランダに浸水してきて、前日に出しといたもろもろが全部濡れてしまった嗚呼と思いながら風呂に入ろうとしたら湯が出ない。いつものことだが。
　

それからハローワークへ行って形式的な相談をした。そういえば昔の人からメールが来ていたけれども、ダメ人間てのは、助けてと言えないからなおいっそう、という要素も多少はあるのかも。返信できず。32歳の頃の俺を知ってる知人と会うのはつらいでござる。Ｉ　ａｍ　ｎｏｔ　ｗｈａｔ　Ｉ　ｕｓｅｄ　ｔｏ　ｂｅ．株も含めて年収が1500万円を超えていた当時の俺はやはり、まぁ人間狂うのだな、額に汗して働いて稼いだわけじゃないから税金もゲロ安かったしな。これは理性で避けられるもんじゃないよ。500万の借金と1000万のあぶく銭、どっちが危険か分かったもんじゃないってば。ただ狂ったところから補正を２回試みて失敗（いや、よく知らないけど内定取って潜り込むとこまでは大して苦労してないんだ）したのは、それはむしろ能力の問題だ。俺はあれから自転車やカメラレンズに少しは詳しくなったかもしれないし古巣横浜市のゴミ屋敷に引っ越したのでおねいちゃんを全く呼ばなくなったけれどもしかし、職務遂行能力は衰える一方なんだ。撮影会の記事を書いても全くブクマが伸びないんだ。俺が行きそびれていたせいで羨望と嫉妬の渦巻くアイスランドのホッテントリを書いたhey11pop大先生に1getしてもらって小躍りしたのに、それでも伸びないんだ。そういうものなんだ。
　

用事がなくてもさらに街を歩き続けると、男の人とか女の人とかが歩いている。
　

すいません、ぜんぜん知らないけど、なんか一度家に遊びに行ってみたいなぁダメすか？と思う。
なにか都合の良いなにかで都合の悪いなにかを隠していると思う。
上司に今度家来いよと言われても行かないのだし、俺が32歳の頃の上司からメールが着ても返信しないのだし。
男子同僚からは結婚はしてるんでしたっけ（それなら安心して喋れるんですけど）とか
女子同僚からは彼女はいるんですか（それなら安心して喋れるんですけど）とか
なんだろう。ときどき、パチンと、いつでもすぐに・・・賢者モードになれるスイッチみたいなものはないだろうか。
　

膨大な時間をネットに費やしていて無駄だとは思わん。同じぐらいの膨大な時間を誰かと喋っているべきなんだろう。そちらのほうが──どれだけ自覚的にあろうと気をつけたところで──なにか都合の良いなにかで都合の悪いなにかを隠していける余地が少ないはずなのだ。が、その余地の中で、いや、あるよ、そういうの。漫然と、とにかく人と喋る、というのをノルマにして、べつに餃子の王将じゃないけど、そういうのやらされましたよ、会社で。でもそこからなにかが生まれたかというと、そういうわけでもないのだ。
　

俺が彼らと会いたくないと思うとき、それは彼らが俺と会いたくないというのと同義であり、あともう一つは、撮影会に出かけてて思うのだけど、わりと、初見のモデルさんには基本的に萌えるのだけど２回目で変わるというのは、それと似ている気がしている。