被写界深度が深ければ、遠くから撮ればいいじゃない

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てことで、土曜は新木場、日曜はお台場にPanasonic G1/G2 コンビ持参で出かけた。レンズは前者にLumix 45-200を、後者に土曜はPenF40mm、日曜はコシナ35mmをつけていったけど結局ほとんど使わなかった。もうマニュアルレンズで動くものは無理ぽ。あと建物はM.ZUIKO DIGITAL 9-18mmで。
 
 
 
それがすべてではないとは言いつつも、被写界深度を浅くして対象を浮かび上がらせるのがポートレート写真であるというセオリーに完全同意している俺は、そういった写真を撮るのに最適なフルサイズの一眼レフカメラとは対照点にいると言って良いフォーサーズ、それもマイクロフォーサーズで懲りずにポートレートに臨むわけだ。
 
 
 
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LUMIX DMC-G1 + LUMIX 45-200mm f4.0-5.6 (1/60s f7.1 ISO:200 97.0mm->換算194mm) SILKYPIX現像:調子→「軟調」に補正
ポートレート撮影会に来る人のかなり多くはキヤノンニコンのフルサイズカメラを持ってきている。あるいはフルサイズじゃなくても7Dとか。それで小型で焦点距離を稼ぐのが取り柄(笑)のマイクロフォーサーズでは、F値の小さいマニュアルレンズをつけるか、もしくは望遠レンズで一人群れから離れて遠くから撮る、しかない。「おぉーい、こっちにも目線くれぇーーー」 と、そういう話。俺は常に一人だけ遠くから撮っている。望遠を効かせば、マイクロフォーサーズでも多少は背景をボケさせることができる。その距離感が俺の対人関係っぽくていいじゃないか。(少し絞っているのは、狙いではなくて、G1のダイヤルが回ってしまいやすい位置にあるせい。カメラの質感はG2よりいいのだけど、ダイヤル位置が縦持ちアリの現場ではいかんともしがたい。でも、最近はポートレートでも横持ちで撮ることのほうが増えてきたんだけども。フォーサーズは4:3だしね。
 
 
 
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LUMIX DMC-G1 + LUMIX 45-200mm f4.0-5.6 (1/400s f5.0 ISO:200 120.0mm->換算240mm) SILKYPIX現像:調子→「軟調」、カラー→「記憶色1」に補正
だから、気の効くモデルさんであることはとても大事というか、すごい遠くからだし、ファインダー覗いてないし(おれは背面のバリアングル液晶EVFを傾けて撮ることが多いので)、まぁ、7Dで近寄ってバササササササササササササって撮る人に比べると視線をもらえる時間が少ない。いや、コミュニケーションが取れないてのもあるし。それは遠いのと、非コミュなのと。モデルさん、「今日は雨降らなかったですねー」とか「あの船、いつもはいないですよね!」とか、いろいろ話かけてくれる。俺も少しでもナチュラル表情をゲトするためにスターの一個や二個もらえるようなおもしろ発言したいのだけど、どうもリアルは違う。逆に俺は、リアルではユーモアセンスが皆無なのではないかという、まぁ、とても直視できない現実をば、ネットの世界では、いやそんなことはない、多少はユーモアのセンス(笑)がある、と妄想したくて必死というか。)あと、LUMIXのこのレンズは、ワイ端45mmより、テレ端200mmのが綺麗に写るようだ。
 
 
 
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LUMIX DMC-G1 + LUMIX 45-200mm f4.0-5.6 (1/200s f5.0 ISO:200 91.0mm->換算182mm) SILKYPIX現像:調子→「忠実」、カラー→「記憶色1」に補正
そんなこんなで二日間で5000枚ぐらい撮って、一部間違って消してしまったり、ちょっとセクシー写真狙いすぎな写真が多かったりいろいろ反省し、その中でまぁ、俺が良いと思った3枚ですた。モデルさん8人ぐらい撮ってるんだけどねぇ。。。
 
 
 
モデルは上1枚が佐々木佑佳さん〜http://ameblo.jp/yuka-sasaki/
下2枚が大町智美さん〜http://ameblo.jp/lalala-sacchi/
主催はFresh(ほかの調べるのめんどい) 土曜@新木場 日曜@お台場

  
 
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