RICOH GR DIGITAL 4

RICOH GR DIGITAL 4
手振れ補正の効く28mmF1.9のGRD4は大変便利だ。背面液晶を見ると実にテンションが上がる。背面液晶のドットの数え方にはいろいろ要素があって(RGBとか、あと縦横比の話も)難しいようだが、ともあれPCで見るとガックリくる。
EOS5DMarkIIはボディが高い(レンズがない分際で2万円とかで買えないような代物を俺はカメラと呼びたくない)のと、大きさも重いので、とはいえ自分(みたいなゴミ野郎の、矯正なしには自動車免許の更新も危うい物理的精神的メクラのネクラ人間程度の者)にとっては簡単に満足する絵が出てきてしまうので、軽量で安いD40で同じ絵を出せるようになりたいのだが(つまり、次々に出てくるカメラの「新作」の新しくなさをdisっていきたいのだが)これがなかなかできぬ。高いくせに重いクソカメラしか発売されない。軽いのに高画質、高画質なのにシンクロ速度D40並み、になってはじめて値段が上がるべきなんじゃねえのか? とイライラしているのはたぶん、ちっとも改善されない似たようなもんが「新しいカメラ」として華々しく登場し、ずげぇ、とかゴフメの並ぶ姿にウンザリ、という気分だからだが本当の原因は俺がモテない人生にイライラしているだけかもしれない)。いや俺ですらユニクロで買った上着とかユニクロで買ったズボンとかユニクロで買った下着とかを組み合わせて「服を着ている」と称し、服を着た性欲の塊として外を歩いているんだが一方でカメラはセンサーと機械とかがまとまって「新作」ですというわけだ。自分で組み合わせてコーディネートできない(つまりEOS5DMarkIIIのカメラにEOS5DMarkIIのセンサーを載せて欲しい、それなら買う、と思ってもそんなものはつくってもらえない)のでみんなイライラし、ストレスがたまり、それがインターネッツ時代特有の不特定disとなって受信する者が増え、ある人がたとえばフジフィルム社をdisってるだけなのに俺の全人格を否定された、と勘違いして別の人を不特定disの形式でdisる、という連鎖ができてカメラまわりの人の不機嫌が拡散して薄くなって世の中がまわっているんだ。保証された雇用と年金のほかに退職金が1円以上もらえるような連中(会社を辞めるのに金を取られるのでなく、逆にもらえる人間がこの世には入るのだ)が莫大な金をカメラに注ぎ込んでブログにアップいるためそれに対抗するために自死か、路上か、刑務所かを悩みながらハローワーク常連で来年たぶん死ぬもしくは再来年死ぬ、あるいはその次だろうか、の俺も新しいストロボを買い続ける羽目になる。
久しぶりに自転車に乗ったが、根岸公園レベルで呼吸が苦しくなり、もうおじいさんだな、と思った。
新社会人の皆さんに言いたいことは、オッサンは40近くになっても佐々木希と結婚してあげたい、という気分の抜けないただの性欲の塊でしかないのだし、かといって3年ぐらいノーセックスでも大丈夫にはなる、てことだが個人差もあろう。