EOS 5D MarkII + TAMRON SP AF 70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001)

EOS 5D MarkII + TAMRON 70-200mm F2.8
さっきからずっと頭の中にこだまする、シームレスにホーレス、というフレーズ。ある日首になって防湿庫が日に日にスカスカになって食うに困り痩せ細ってシームレスにホームレス。ユーザーが違和感を感じずに複数のアプリケーションをあたかも一つのものとして扱っているように感じるような、ある日ドスンと落ちるのでなくソフトランディングで、シームレスにホームレス。ある日を境に俺はホームレスになるのでなく、人生がシームレスにホームレスに向かっているのだということ、それも救いのないことには、ホームレスになって誰かに救いの手を求めることができないように乱費・浪費の長い期間を経てからのシームレスなホームレス。そうだよ、人に褒められた生き方をしていて破産するのとは違う、きっちりともう誰にも救いの手を求めることができないように自分で堀を埋めて壁を作りカメラとレンズにまみれて自己責任、いずれ俺はFXやパチンコを経由して、絶対に2ch市民からのふるぼっこを避け得ない経過を経てこそのシームレスなホームレス。責任は俺にある。俺は自己。自己に責任。自分の責任でシームレスにホームレス。一人ででき太。そういうふうに設計されている。
   アーアーキコエナイ
いじめっこを憎んでおればよかった昔はゆとり。今誰かを憎むこともできないしましてや好きになりようがない。それは生き様とは関係ないかもしれないけれど、とにかくいろいろと足りなかった。悩んでいるうちには希望があったと客観的にいうのは易しいが、俺はもういまや実に悩まなくなった。将来が安心とか不安とか全く考えなくなった。貴族の人もいろいろ悩むだろう。俺は俺で皮膚が欲しいと毎日悩んでいる。ああ皮膚が欲しい。あー朝気持ちよく起きれる皮膚が欲しい。お散歩する余裕のある皮膚が欲しい。ペットボトルの蓋をあけたい。幼児がいたずらしないように固くなりゆく百円ライターへの殺意。ライターを憎んでおればよかった昔はゆとり。今はシームレスにホームレス。セレスタミンが俺の食欲を際限なく増強する。胃袋を突き破り、激痛に腹をかかえながらトイレに座って食べるポテトチップス。もうすぐあれとこれとそれも併発するよ、D判定なんですよ、という警告の用紙をピントチェックに使った。
   アーアーキコエナイ
6歳の頃からなにも成長していないと思う。6歳の頃から俺の夢は、皮膚を持つことだったし、それは死ぬまでかなわないのだから・・・おっと、こんな時間に誰だろう。お前は誰だ。誰やねんお前は。
体重計に乗ることのできる皮膚が欲しい。ダンベルを持つことのできる皮膚が欲しい。お釣りをもらうたに差し出す皮膚が欲しい。