CP+2013 反省会 その2 〜しまむら編

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自分はケンコートキナーのレンズは保有していないのだが、去年からずっとヲチしてきたこともあり、そのプロフ欄の「しまむら専属モデル」という肩書きに惹かれ、またトキナー広角ポートレートは憧れでもあるので、まぁ、逝ってきた。
Blue-Period::Bookmark / しまむら
トキナーレンズでポートレート 萩原和幸×林恵理
2012年の吉木りさほどの知名度はなく、大雪の品川駅みたいなブースにはならんだろうと思いつつ、いちおう・・・ということで平日木曜日逝きを計画してレンズ抱えての出社となったが仕事の都合がつかず、しぶしぶ雨の土曜日に出なおし。
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使用レンズは昨年の28-75mmで遠かったので、85mm。この選択は良かったと思う。ストロボは270ex2。人ごみの中で撮るから、やはりデカストロボは後ろの人に迷惑千万なわけで。
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萩原先生はトキナーサイトでポエムを書いていた印象が強すぎて警戒していたものの、わりかしふつうに芸人風で軽妙なトーク、ときどきマイクをはずしてトキナーレンズの残念な点やら、同業カメラマンのクセやら、ふくよかな方の場合の撮り方やら、希望小売価格とは別の市場価格やら、丸坊主になったアイドルを撮るにはどうしたらいいかやら? いろいろと軽快に喋っていた。林さんは、通販番組の謎司会者氏のアクが強すぎて初見の俺にはつらく滅入っていたところ、トキナーブースではふつうの、そう、ふつうにタレント風の感じだった。トキナーブースは3年連続だとか。「慣れている」「緊張感がない」「休んでいる」とは、萩原先生の評ママ。林さんはトキナーの全イベントの司会進行をしていたと思われ。
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トキナーレンズで撮ったポートレート写真をスライドで見ながら、聴衆のこれ俺も撮りたい、の意見をもとに、ほいじゃこのポーズやってみましょう、で撮影タイム1分、またトークトキナー、構成図、AMZAZON価格、純正に比べてどうのこうの、撮影裏話、やっぱ手ブレ欲しい、マクロレンズなんかどこでも同じだからトキナーにしとけ、という展開で、テンポもよく、去年のタムさんのときのように暑さで失神・転倒の恐怖はなく(まぁ薄着でいったし。)またメーカーさんへのおもねり感も低く、そして撮影は自由だった。
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萩原「ほれ、アンタ、見えてるから下気をつけなさい」とかなんとか、和やかムードですわね。先生のオヌヌメTOKINA AT-X 17-35 F4 PRO FX 17-35mm F4 だったけど弱点も多いし、高いし、鏡胴が(たとえばシグマのようには)セクシーじゃない。Kai先生風に言えば「オトナのオモチャみたいなレンズ」というところ。ただもう少し広く撮りたいところだが、身動きの取れない場所からの単なのでまぁ。
 
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昼の部を終えて一度帰宅。午前が雨だったため、レンズを変えて、夕方の部へ。少しアップめを狙う。それと昼の部は向かって右側に陣取ったため、ポージングタイム以外はずっと背中を見るハメになったので、夕刻の部は向かって左側から、トークのあいだの表情を狙った。まぁ、ポン焚きだけど、ブースが狭いので、光軸合わせ機材の持ち込みは気が進まない。白いフタかぶせた人も多かったけど、俺は調光補正の効かないマニュアルモードになっていることに気づかず撮っている悲劇。ただ、カメラも85mmでは、ISO200 1/200sec F2.0 に完全固定。135mmでは ISO200 1/200sec F3.2 に完全固定。ストロボも1/8のままずっと設定動かさずにオールマニュアルで撮り続けた。
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ちょっとストロボマンが多すぎるので、キャッチライトの白い点が大杉とかはむむむ。そして「ズームがなければトリミングすればいいじゃない」の精神。
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135mmF2Lの絞った絵はカリカリなので、逆に明瞭度を落とした現像。ほかにスポット置換とか、白目の彩度落としたりボカしたり明るくしたり、など。
最後は、恒例の、ってことらしいのだが、
萩原「よし、じゃアレいくか」
林 「はい」
萩原「泣け!」
ジュワーーーー
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ものの数秒で泣き顔になり、3分ほどSHOOTING TIME。涙が落ちたら終わりね、が恒例だったらしいのだが、すぐにポロポロ落ちるのでその制度は廃止したらしい。
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トキナーブースはいろいろの商品宣伝兼ねた講演があり、モデル二人のSHOOTING TIMEがあり、林先生はそのすべての司会進行をしていた。萩原先生の時間だけ、モデルも兼ねた、ということみたい。