眠れない理由#2014.002

仕事初めの前夜は寝ずにレンズのことを考えていた。

ここ数年に撮った写真と、年始に撮った親族写真を見返していた。
サイバーショットRX100と、5D2の20mm/40mm。ISOは3200が多いが、なかには250とか、小さいものもあった。100%拡大すると5D2のが綺麗かな、とは思ったが、良い写真はもちろんほとんどサイバーショットで撮られていた。
自分の写真では、やはり旅モノが記憶に結びついていた。でもすべて、下記だけあれば撮れる、とも思われた。
・A55 + 85mm F1.4
DSC-RX100
Bessa L + 15mm F4.5
・スキャン(5D2 + SIGMA 50mm F2.8 MACRO)
50mmのスーパー大口径がないと撮れない絵というのがあるが、そういうものは撮ってないんだし。というあたりまでゴタゴタ書けばまぁ、誰も読まない日記になる。自分が写っていた。以前からそうだが、それにもましてひどい顔だと思った。そして、これはいくらなんでも、外に出られねぇ顔じゃねえかと思った。そして気づいたのは、あぁ、そういえば薬の副作用なんだなと思った。昨年は以前よりも医者との交渉のコツを掴んではセレスタミンジェネリックを大量に投与して、皮膚のトラブルから生活を守っていたから。副作用としてそうなった人の画像や説明、Wikipediaを検索して、ああ、そうかもね、と思った。この検索は以前にもしたことがあった。そのときはそうはなっていないと思っていたが、今はそうだな、と思った。ただ太っている顔、ではないなと。なんで親族の中で俺だけがブサメンになっているのか、そういうことか。

医者を変えるのも一案で、以前にはてなーに教わったところへ行くか?そのときは一時的に良くなったんだから、とも思った。そのときはセレスタミンは使っていたっけ?のあたりが分からなくなった。古くなったアイフォーンの電池がぜんぜんもたなくなってきたのは良いことだ。最小限のカメラだけ持って、なかなか家に帰らなければいいのだ。風邪を引くだろう。風邪を引かずに済む場所を探せばいいのだ。
それと、ここ何年かに良いカメラと良いレンズで撮った写真を、安いもので重ねるように撮っていこう、どうせサムネイルでは区別できないし、サムネイルで区別できない写真は同じ写真である、と思った。すべての写真家の言うことを俺はすでに聞いたことのある話として聞き、むしろ聞いたことのない新しいレトリックを追う傾向があるが、そちらには受信者の俺にとって中身がないとも思った。中身のあるほう、すでに聞いたことのある話のほうは、それはそうだけどどうしようもないじゃないかと思ったほう、どうにかならんもんかな、と思った。