50mm沼レンズ


Elena Shumilova | Flickr
http://newclassic.jp/archives/6865
といったあたりを見ていて、唐突に、EF 50mm F1.2L のことが気になりだし、徹夜でDigitalRev、Kenrockwell、Photozone、価格コムなどを読み出して眠れなくなっていたが、ようやくそこから無事に生還しつつある水曜日か。可能なら今年の売買は黒字にしたいぐらいの意気込みでもあり。
駆け出しのブラック写畜(報酬はやり甲斐と生き甲斐)である俺に50mmは難しいので、難しいなりに考えて時間をかけて銀塩レンジでズミクロン使ったらよろしいだろう、と一種の枷をかけている状態で、そこから逃げたくてAFレンズを、とかはダメである。枷というのは、一つにはF2だからよほど考えないとスナップではボケない。一つには50mmだからきちんと向けないと撮れない。一つには、たとえば35mmとくらべて、偶然撮れた感は期待できない、とか。
http://www.kenrockwell.com/canon/lenses/50mm-f1.htm
http://www.kenrockwell.com/canon/lenses/50mm-f12.htm
ところでKenは、F1.2に比べて近接にも強くて今後値上がりすることが確実なF1.0を人に勧めておいて自分はレンタル使用のみ、てどういうことやねん。
このテーマはもっときちんと買いてみたい気もするが、ふと、ロシアンさんの使っていたもう一つの135mmF2Lも含めて、考えたことをつらつら。
 
135mm F2 というのは、「フルサイズ」ではなくAPS-Cカメラでも代替の効く唯一の大口径単焦点レンズだろう。。APS-Cに85mmF1.4をつけたものと、画角やボケ量はほぼ同じであり、だからこそAF精度や高感度画質で劣るものの、バリアングルで使えて手触れ補正も効いてSSも上がり隅の点光源も欠けず連写もクソ早いα55と組み合わせてよく使うわけだ。
85mm未満はAPS-Cで同等の画角で同等のボケ量が出せるレンズがないし、200mmだとズームのほうが便利だからといっても、46-135mm F2.0 なんてものはない。
 
ボケ量に関して、フルサイズ50mmF1.2とフルサイズ85mmF1.8は近い。だから少し引いて後者を使うことができないような場所でしか生きない。「レンズの味」に関しては、どちらもどちらかといえばあるほうだし、後者は優等生でもあり、ニコンと違ってAFがクッソ早いし、負けてる画質の差が分かるほど俺の視力が良くない。
 
まー、そのあたりに落ち着いてよかった。今、換算50mmは、ズミクロンとシグマのマクロだけ。やっぱり、頑張らないと、使わないレンズやなぁ。
 
顔認識でゴリゴリ撮りたくてボケなくとも明るさは欲しく換算90mmで長い、34mmで短い、というときの25mmは手元になくなってしまったので、シグマの30mmF2.8は安いんだな。でもMFTでF2.8は暗いな。オリが25mmF1.8出すんだっけ。ああ、次の試練沼はどうやって乗り切るかな。屋内スタジオでおねいちゃん撮れるミラーレスないじゃん、みたいなの、べつにフルサイズで撮るからいいよ、の方向で逃げたい。