旅の副作用

2015年の運用成績を計算しようとしていたが、税金とか、年内で完結しない債券とか税金とか優待品の換算額とかもあり、面倒になり、正確に金銭換算できないものもあり、結局、だいたい正社員のボーナスの1/3ぐらい取れてれば御の字か。ということで終わりにした。2016年、俺が手数料無料で使える証券会社は少し減るので、利益確定まで気の遠くなる時間と手間のかかる優待や配当調整の方法は減らして、IPOのみにして、その時間で治療に専念しようと思う。各種ポイントや口座開設報酬の手法も使えるところは減ってきているし(俺が開設していない口座はもうほとんどないし、保有していないクレジットカードもなくなってきた)。IPOは相場環境の悪化からあまり利益は取れなくなるかもしれないが、そうなればライバルも減るので、次の機会へのつなぎを地道にやるのみ。利率の良い債券も今年また募集がありかつ抽選に勝てる可能性はよく分からないんだし。
もう何年もビオチン+ミヤリサンと副腎皮質ホルモン投与による治療はしてきて全く効かないのみならず、副腎皮質ホルモンの効果も出なくなってきているので、とりあえずは通院の停止(クスリは通販等で入手していく。医者と有料喧嘩するのに疲れた)と自己観察、食事制限と禁煙をメインに切り替えていく。食事と禁煙は病気と関係がない、と医者に言われ続けたためやっていなかったのだが。塗り薬もリンデロンの使用を減らしてワセリンのみに切り替えていく。職場で毎日手袋をしていて全員にどうしたの、と聞かれることももうなくなってきた。綿手袋はグロいので、さらに色つき軍手をするなどで誤魔化していこう。買い物は電子マネーの普及でだいぶ楽になった。金銭授受が大変な精神的苦痛を伴う手の持ち主なので、これはありがたいことである。2014年9月に終了したカメラ持ちも、手がもう少し良くなってきたら、今ほどつらくなくなるかもしれない。右目の視力が残っていれば、の話だが(左目はもう無理)。2017年には「ふつうに」シャッターボタンを押せるようになりたい。2018年には自転車のハンドルを掴めるようになりたい。2019年にはまた、泳げるようになりたい。そして、晴れて健康な皮膚を持った50歳の童貞おじさんになれる日が来ることが唯一の生きる希望だ。天涯孤独だろうと、両手両足が自由に動けば、生きていくことは今より簡単なはずである。
本厄どん。