知人の話

昔、音痴な理科の担任の先生が、合唱コンクールに向けて練習する我々の歌声を聞いて、おれは音痴だがおまえらがちゃんと心をこめて歌ってないことぐらい分かる!と、激怒した。

昔、ほんわか系の女の子に恋愛対象としてはちょっと・・・と、処女童貞同時喪失後のこちらからかけた最初の電話上で振られたとき、上の話が思い浮かんだ。

昔、ブログ上ではちょっと賢い女の子かなと思っていて会った第一印象がリアディゾンとフジのお天気アナの真ん中風の人が、話してみたらほんわか系だったので、もうこれで最後にしたいなと思った。

深夜の連続メールが振るための巧妙なワナだったとは思わないが、結局彼女の求めていたものが空白時間を埋めるための従順なメル友で、私の求めていたものが承認と世間体であることが分かったとき、その絶望は、彼女に対してでも女性一般に対してでもなく、自分に対して感じたものだった。

と、知人が言ってた。