火曜日

20091103t01
クソ寒い道をふらふら揺れながらチャリ漕ぎつつ写真を撮ってもなんの価値もない。ほんとにしょうもない。
救いようがない。
どうしようもない。
価値がない。
存在感がない。
いたのが気づかれない。
メールもない。
着信もない。
だいいち、
夢がない。
希望もない。
なにを考えているのか分からない。
趣味もない。
特技もない。
能力もない。
才能もない。
熱意もない。
人望もない。
人格もない。
貫禄もない。
主体性もない。
客観性もない。
意志がない。
反応がない。
言葉がない。
文体もない。
センスもない。
ユーモアもない。
批判精神もない。
そして、
とか書いてもそれは当たり前だし、それをわざわざ書くのは要するに・・・
ということになるので、ひねくれずに真っ直ぐに書いたほうが良いのだろうか。
書けるかアホ! だいいちお前だって!
20091103t05
ついったーをやっていてつくづく、会社生活のコピーだな、とかなんとか思う。
なんやねんそのつぶやき。
なんで関西弁やねん。
どこが関西弁やねん。
20091103t02
知らんよ、知らんけど、我が子が風邪を引いたので仕事に手がつかなかったり、妻が風邪を引いたので早退したり、私立か公立かで喧嘩したり、学校でイジメられてるらしいのだけどそんなの気にすんなとか言ったり、日経新聞を読んだり、どうにもならなくてこっそりヘルス言ったのがバレて土下座したり、記念日だからと外食したのに会話が盛り上がらなかったり、浮気されたり、問い詰められない自分が情けなくて泣いたり、むしろその夜燃えてみたり、でも断られたり、知らんよ、本当に知らんのだけど、そうした苦役から逃れるために仕事に没頭するとか、それってうまく操られてるってことじゃね?とか飲みながら愚痴ったり、そういうもろもろをブログに吐露する時間もなく、忙しい毎日が過ぎていくような、そんなイメージでいたらそれは望むべくもない奇跡なのであって実際は、こうして自転車に乗ってクソみたいな写真を撮っているだけ。しかもコソコソと。なにがやましいんだ? なぜそんなに生きてることが恥ずかしいんだ?
20091103t06
ちきりんが全体最適とか俺様最適とか言うところの、全体最適教育を施される場であろう会社ってものに、フシアワセな大学生活を終えようとしていた当時の俺は既に恐れおののきつつあって、みんなのためになることは俺のためにならないことが多いし、みんなが笑うときに俺は笑えないことが多いし、ほいじゃ割り切って仕事は仕事、って考えてみたら思いのほか自分が誤謬の王様であることに気づいたときの絶望。つまり、外見が不味いから適応できない、のではなく、頭が悪いから適応できない、と気づいたときに肉体労働へ進むか迷った25歳の俺はしかし皮膚のことやら運動神経の鈍さ(俺は、運動神経がとても鈍い、というレベルではなく、学年で1番鈍い人間だった・・・ようするに学内で有名なレベル)のことを考慮すると、頭の悪さはそこまでではなかったので(学年で一番成績が悪い、というわけではなかったので)全体適応を意識的にやってく方向に進んだんじゃね? それが頭脳労働と呼べるレベルのものかどうかは別にして、さ。
20091103t04
就職をせずにフラフラと週4のアルバイトをしながら、アナザーワールドを探していた。カトマンズでずっと寝ていた。バンコクでずっと歩いていた。声をかけられ、覚醒剤常習者を見学し、ロリ売りポン引きばあさんをひやかし、手足を切断した物乞いのわきを素通りし、放浪おじさん達の愚痴を聞き、溜まり場のしきたりを守って寝袋にくるまり、そこにまた相似形のヒエラルキのできる図を見て絶望し、ベオグラードで寝ていた。ブダペストで寝ていた。白人パツキンコンプレックスでちんこが270度も反り返ったDQN山学院生のために覚えたての英語を駆使してあいまいアパートまで案内したり、ガチの溜まり場でちんこが270度も反り返っておなかに突き刺さらんばかりの男たちに囲まれて少女の気持ちになったり、匂い消しの線香の香りがむせかえるような部屋へ戻って隣の白人バックパッカーのセックスを覗き見しながら眠りについたり、こんなに大きいのお口に入らないわ!というささやき声で目を覚ましてこの訛りはどこだろう、男は確実にアメリカネイティブぽいのだが・・・とか考えてまた眠りについたり、投函してはいけないようなポエムな手紙を誤って一通だけ、本当に投函してしまったり、それを小説仕立てにして同人雑誌に投稿したり、そうして目が覚めて見ると、俺は金融機関のためのWEBシステムの開発をしていた。26歳だった。
 
Dst:19.77km
Ave:20.50km/h
Max:35.30km/h
Tim:57:57:30