付箋

ハーバード・ビジネス式 マネジメント - 最初の90日で成果を出す技術

ハーバード・ビジネス式 マネジメント - 最初の90日で成果を出す技術

多少オーバースペック気味だけど、たとえば転職して新しいところに来て最初の90日をどうすごすべきか、というところに焦点を絞った本なので、もう少しタイトルイジればいいのにとか思うのだが。

210社のCEOアンケートで新人マネージャがお荷物でなくなるブレークイーブンポイントに達する期間の平均値が6.2ヶ月だってさ。人月管理してるぐらいだからそんなところは分かっちゃいるけど計算できないみたいなところもあるが、マネジメント未満であっても、出だしの期間はお荷物、ブレークイーブンポイントに辿り着くまでに期間は要る。で、経験から、数ヶ月かかるよなぁとか思ってる。が、自分に与えられた猶予は3ヶ月として見積もり。

・社外の人間は会社の組織構造に慣れておらず、いわゆる「裏」の人脈や情報ネットワークを活用できない。
・社外の人間は企業文化に慣れておらず、なじむまでに時間がかかる。
・社外の人間は始めのうち「異性人」のような存在なので、社内の人間ほどたやすく信頼を獲得できない。
・社内の昇格が慣例になっている企業の場合、まれに外部から採用すると、異質な人間を扱いかねるケースがよくある。

前、実質2ヶ月でアウトだけど、ポイントの大きな一つは、自分の経験値が人事部の経験値に酷似していたからなんだよな。で、着任は別のとこだったんだけど。今回は働き方がそうじゃないので、実感するのは、やはり派遣とか3重派遣とか、違うわ、地獄だわ、マジで。

しばし情報洪水の海でボゴボゴしつつ、監視されるのには意味があり、その人の優先タスク判定基準が見えるのかもしれない。俺はあれもこれもそれも覚えなきゃいけない時期にまずなにを覚えようとするのか、みたいなのを。俺は技術者だから当然、技術なんだけど。

2章まで読んで、まぁ、整理せよ、ということなんだが。