逆三尊

売買のポイントは、Eからの上げが、最安値Cの前後にある高値BとDを結んだネックラインを上抜いた時点である。DからEまでの押しが浅く、その後、相当の出来高を伴う上げがあれば、もはや「下値に用なし」という相場を表す。ネックラインを抜いた時の上げの目標値は、少なくとも最安値とネックラインとの値幅と同程度は見込める。次の目標としてはその2倍の水準が考えられる
逆三尊型|証券用語解説集|野村證券

9550円を超えたあたりに逆指値注文(9550を超えたら9600円で指値買い、とか)を入れてETFを買い、10800円(キリのいいところをめどにすると10990円だけど、個別株価ではないのであまり意識しないのがベター)をめどに指値売り、というのがテクニカル脳の狙い目にはなる。

テクニカル脳の基本理念は、個人がファンダメンタルズやニュースを見て判断するよりも、プロがしのぎを削って争っている結果でありウソはないチャート(とくに大型株やETFなど)が根拠なので、すべてをおり込んだ結果だから、というわけだけど、外国人投資家の多い日本株のことだから、ドル建てで見るとか、為替はどうか、というところと加味しないといけないのは確か。

▼ドル建て日経平均

http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/kokunai_index/kokunai_index_chart.asp?ID=0102

ドル円

http://money.www.infoseek.co.jp/MnForex/fxchart/?fx=F1001
ドル円は、102円は警告ラインかなーみたいな。

うまく乗れば税引き後9%の利益を期待できる。1000万円買えば、90万円ぐらい。3000万円買えば、270万円ぐらい。もちろんロスカットラインとしては、9550円超えて指値買いしてるのに9500円を割るようなら投売り(9500以下で成行き売りの逆指値注文)。これだと、失敗した場合の損失は、約0.5%として、1000万円なら5万円、3000万円なら15万円か。

90万円GETの確率と、5万円LOSSの確率と、チャート崩れによる不参加の確率は、同じくらいじゃないかな、という気はするんだけども、あとは出来高を伴うアゲかどうかを見られるかどうか。

ポイントは、5万円を超える負け(10万とか)は容認しないということと、80万円GETなんていう邪道は不可(その場合は5万円負けにカウントするということ。取れるケースで幅を取ることが、低い勝率・・・このケースだと、仮に1勝18敗でもおk・・・でも勝っていく、基本中の基本)てことか。

テクニカル重視のBNFさんは短時間にこういった指標をたくさん持っていて、同時に多数銘柄について勝てば大きい負けても小さい勝率はまぁまぁ場合により不参加、の勝負をたくさんまわしているので、二、三日の合計ではたいてい勝っている、というあたりと見る。BNFになれない素人としては、チャンスを見つける機会の圧倒的な少なさに甘んじること。

みたいに予想だけしてるのが一番楽なんだけど、こういう指標を死ぬまでに19回見つけられない人は、そりゃこのペースじゃダメだ、ってことなんだよね。。。あと、資産が増えるにつれて勝負金額を上げていこう、という計画の人は、もっと高い勝率じゃないとダメ。

勝負は自己責任です、とか言わないのは、つまり、苦情は野村證券へどうぞ、という。


あと、日またぎのギャップアップやギャップダウンもあるので、リスクはもう少し大きいのと、売値ラインをまたいで上昇した場合はロスカットラインをあげていくボーナスステージもあり。