引越し後、自宅の電話が鳴った。初めて。

ロングブーツの画像ください、のjpegでオナニーしようとしていたら、電話が鳴った。仕事帰りのオナニーほどの充足感がないのが哀しいよな、と、のんきなことを考えていた気分が一変する。

会社からじゃないだろうか、と思い、電話には出ずに、普段使わない、会社用のメールを開けた。上司から来ていた短いのはそのまま、人事部からは季節の挨拶に始まる丁寧なのが来ていた。心配している、そろそろ診断書指定期間の3ヶ月になる(え!働いてた期間より休んでいる期間が長い!なんというごくつぶし!バカなの?死ぬなの?IBMなの?)、状況を知りたい、云々。なにか返事を書かないといけない。今夜中に書こう。

と思っていたら携帯が鳴る。で、父親からだと分かった。折り返すと、たまには飯を食おう、というので(母が亡くなってからは、定期的にこんな感じ。お金持ちと結婚した妹はめっきりオトナになってしまったし)次週のカウンセリング日を充てて約束した。仕事は忙しいのか、というので、普通、と答えた。忙しいのかどうか、知らないので。

それから、昨日、書いて消した日記を読み返した。

■旅とか
似非原さん、というか、nisemono_sanさんの、失踪ヒッチハイクガイドを通して読んでいた。eseharaさんのことはtwitterをしていた頃に面白く読んでいたものすごく大勢のファンの一人だし、ネットラジオで声も聞いていたし、顔写真も見ていたし、一方的に好きなブログ書きの有名人の一人、ということなのだが、最近の自分のブクマ的ネット生活との比較で言えば、長い文章を読んで素直に感想を書くには、ともかく相手が10も年下なのだし、いつかウラジミル・ナボコフ先生の講義録の中にあったように記憶しているところの、すぐれている人の言動に自分を重ね合わせてあたかも自分が引き上げられたかのような気分になって陶酔するタイプの読者は最低の読者である、みたいな警句にやられて、どうにも抵抗があるといえばあるのだが、でも面白かったのと、そのおかげでなにか長い文章を書いて時間をつぶそうという気になった・・・それがなかった場合にはもっと無駄なことで時間をつぶすことになっていたはず、というわけで、まぁいいやと思って書くのだが、そうは言ってもとりたててどこが、ということではなく、やはり自分を重ね合わせて自分のことを書くんだろうな、とは思う。

大学を中退してフリーターを何年か、その後就職して転職して転職して今年、ようやく東証一部プロパーじゃん!みたいなところで働くことになって、それでも続くかどうかの自信がないままで、安定するまではブログ(眠れない理由2.0)をお休みして、つなぎをはてなダイアリーでつらつら書こうとして始めたのがココ(Blue-Periodさんの日記)なのだが、ココは3ヶ月でやめて、その後は元のようなブログに戻して、ブクマ狂みたいなネット行動はやめようと思っていたのだが、結局、海外出張をにらんだオフショアチームの統括と新ツールの導入と新人部隊を使ってのやっつけ作業(とはいえプログラミング作業の一環なので、いわゆる完全な単純作業ではないので云々)を任されて数日後、会社に行くのが嫌になってしまい挫折して今ココ。情けないことこのうえない。

東京都から神奈川県へ移動した理由の一つはもともと、旅に出たいから家賃経費を下げようとしたからなのだが、本日Amazonから届いたLonelyPlanetのIceLand編をパラパラめくっていても、ぜんぜん乗り気にならないなぁと感じた。レイキャビクでネットしたいなら図書館が便利ですよ、みたいなのを読みつつ、ため息。結局、ネットかよと。

自分が彼の年齢の頃に2・3ヶ月単位での海外旅行を4回(夏に欧州、冬に東南アジア)していて、その後は数日程度の海外旅行を多分6回しているが、海外を選ぶ理由は自分の非コミュ気質を恐れるからで(少なくとも当時は正社員経験のない非コミュだったから、今よりずっと強烈なひきこもりだったし)、その前提で、でも自分の生活を振り返るに、日本においても別に誰となにを喋ることができているわけでもないし、そうならば、国・言語は関係ないのだから海外のほうが格好が良いかも、という思いが一つ。もう一つは、自分の乏しい読書傾向が完全に海外翻訳物に偏っていたからだとは思う。

荷物をてきとうに詰めて小田急線で西に向かい、小田原で夜行列車に乗り換えて神戸三宮へ。一泊して翌朝、中国天津行きの船に乗り大部屋で二人の年齢の近い日本人男子と会い、そこでもう心は折れているというか。リア充な彼らの誘いを断ることもできず適当に行動を共にして、旅の諸先輩方のありがたいお話やら欧米人たちの日本観やら、面白いのだろうけれど自分には興味がないかもな、と思うような話を日本語とか英語であいまいに聞きながら笑顔をつくろいつつ過ごしていた。(http://www.nicovideo.jp/watch/sm2843945

天津港で降りて入国審査を済ますと(いや、入国審査は乗船時に済ましていたのかもしれない。覚えていない)、いきなり異国の地に放りだされたかっこうで、二人の日本人は見当たらなかった。船の中では彼らのほかにももちろんたくさんの日本人がいるし、晴れた日の甲板に出て絵など描いていたかわいい一人ぼっちの、話してみたいな、などと思っていた女の子には迎えの車が来ていたりして、いっそう孤独感が募る。「北京」と書かれたミニバスがあったので、それに乗った。満員になるまで発車しないので待つこと数十分。満員になると、ものすごいスピードで走り出した。狭いのだが、車窓がかわると、それで気はまぎれるような気がした。

小雨の降る夜、北京市内のどこだか分からないところで降ろされた。地図を持ってはいるのだが、自分がどこにいるのか分からなかったし、どこに宿があるのかも分からなかった。ガイドブックには外国人が宿泊できる宿がいくつか紹介されているのだが、その場所は分かっても自分の居場所が分からないので、そして傘もなかったので、ともかく地下鉄の駅を探した。探して、地下鉄に乗り、駅の表示を見ながら、居場所を確認していった。「建国門」で降りた。

海外旅行の初体験はハワイなのだが、個人旅行で、ということではいわゆる楽勝コース・タイのバンコクと、ネパール・カトマンズ、ポカラの経験があった。そのノリで、安そうな宿と思われるところ、一件目で断られ、二件目でも断られた。英語が通じなかった。「メイヨー(没有)」という言葉が分かったので、ダメということなのだろう。

三件目、そこはその前の二件よりも立派な、ホテル然としたところで、レセプションの上に世界各地の時刻に合わせた時計が並んでいたので、まぁここは外国人を泊めるのだろうなと思った。そしてそこでは部屋がある、という。値段を聞いていると、どうにも信じられないような金額を言われる。言われる、というか、ここは筆談なのだが、今はどうか、他はどうか知らないけれど、そこでは、あらかじめデポジットとしていくらかのお金を預ける必要があり、チェックアウト時に返してもらえる。その仕組みが分からなかったので交渉が難儀する。「ミンティエン(明天)」が分かったので、ジェスチャーを混ぜて、その金額がデポジットだということが分かったのは、受付の彼女の言葉のおかげではなく、自分の想像でいろんなことを言った結果だった。今日、払う、明日、戻る、みたいなジェスチャー。「今日」と「明日」を中国語で、「払う」と「戻る」をジェスチャーで。しんどいな、中国では、タイやネパールのようにはいかんのだな、うんざりだな、と思った。

ブログを書いていると、とにくブクマfavはスターフレンドタブも含めると、更新が早いので、どうしても読むばかりで書かなくなってしまう。だからノートに書くとか、そういうネットから離れることをしないと、なんにも書けないというか考えなくなってしまうな、と思った。外に出ても携帯でブクマを見てしまう悪習があるので。

と同時に、やはりまずいなと思うのは、言行不一致というか、計画と実行の不一致が激しくなっているので、うかつにブログになんにも書けないなと思うことしきりで。

それと、多少の、身体醜形障害(今日知った言葉)にやられているな、症状的には、と思った。栄養バランスが悪くて顔に吹き出物もある。直接には、HD画質で和姦ハメ撮りしていて、自分の姿の醜さにうんざりした。おなかとか顔とか。あと自分のちんぽの醜さにもうんざり。チロチロしている加藤夏希似(http://jp.youtube.com/watch?v=vecut2FYPIA)のまいちゃんはあんなにかわいいのに、なんだよこの情けないちんぽ。死ねよ、生きる価値のないちんぽだ。