SJクロス解体
パンクと、共用自転車置き場が混んできたことが原因で、SJクロスバイクを手放すことにした。かつては名古屋からクロネコで横浜まで送り届けたほどの愛車なのだが、なにしろ改造できない。拡張性がない。そして重い。部屋までとてももってこれない。そして輪行できない。
SJクロスの変わりに入手したのが、まいんちゃんことマリンのミュアウッズ、マウンテン寄りのクロスバイクで、26インチタイヤの小回りさと、クロモリのフレームによる振動吸収性・歩道快適性と、いざとなれば輪行もできるし、タイヤを履き替えてマウンテンバイクもどきの山登りもするつもりの自転車だが、SJの部品をなるべく流用したい。
まずは、ボトルケージ。
リング錠。これが重い。のだが、
こいつも一緒に使わないとつけられない。(こいつが不要なママチャリがうらやましい)ので、使わないことにした。重過ぎる。
軽量のこっちにした。→http://www.cb-asahi.co.jp/image/kokunai/sanesu/crops/boosterulock.html
サドルがまた重い。し、取り付け方法も大仰だ。スプリングが入っている。これじゃサドルバッグ使えないじゃんね。やめた。
ハンドルグリップはケミカルをかなり流し込んでもぜんぜん外れない。ので、切断した。
とにかく、どこもかしこもモンキーレンチが必要みたいな。
グリップ式のライトが、押しても引いてもハンドルから離れない。(すごい小径のねじでとめてあった)
前カゴとステー。これ、便利だから流用したいのだが。
フォークのまわりに穴が開いていないとステーがつかない。ミュアウッズは後ろ側(泥除け用)の穴はあいているが、カゴステー用の穴はない。ので却下。そもそもステムの根っこ(なんていうんだっけ)から支え棒が出ないといけないのだが、あの辺は大掛かりな特殊工具がないとできない。
泥除けもとりはずす。輪行の邪魔になることこの上ない。そもそも後ろはトピークのキャリアをつけるので泥は防げる。前は、まぁ、気になったら考える。
マウンテン・クロスバイクのコンポグレードは、
- DEORE XTR
- DEORE XT
- DEORE LX
- DEORE(ESCAPE R2とか)
- ALIVIO(6〜7万クラス/ESCAPE R3とか)
- ACCERA(ここまで8段。5〜6万クラス)
- ALTUS(5万以下クラス)
- TOURNEY(子供用)
となっており、まいんちゃんはDEOREだけど、こいつは子供用のTOURNEYだ。
このハンガー保護器具が好きで、そんなに重くもないので流用したかったのだけど、どうやら無理。
クラスでどんな性能差があるのかは知らん。ロードだって、TIAGRA以上なら問題ないと思うんだが。
チェーンガード。これも流用したいけど無理。普段着で乗る自転車は、フロントギアがむき出しでは汚れる。ESCAPEシリーズなどは、うまいこと保護してある。まいんちゃんにはそれがないので、これ(http://item.rakuten.co.jp/hakusen/233112)のブラックを買ってつけた。
SJクロスはフロント変速はないので、ごっつい。だからチェーンがはずれにくくて、トラブルが少ないわけだが、当然重い。
解体作業をしたのはだいぶ前で、その頃チェーン切りをもっていなかったので、絡んだままのフレーム。
バラして普通ゴミ化しようとしたのだが、結局フレームがデカくて無理。粗大ゴミ代として500円を払った。
感想としては、いろいろと便利なものを全部取り外してしまえば、安物自転車も「スポーティな街乗りバイク」にはなるよ、ということ。
いろいろと便利なものを取り付けると、安物自転車になる。