ニコン沼

20110424t01
D40 + TAMRON| SP AF90mm F/2.8 Di MACRO (F4.5 1/500sec ISO:400)
アパートの工事があるから自宅にいてくれろとの要件もあり、グッタリと休む土日。少し散歩をして、写真を撮り、帰宅。むぎ焼酎「いいちこ」と書かれたビンに入った焼酎を氷を詰めた細長いコップに注ぎ、それを飲む。今年2度目のアルコールか。
手のひらの皮膚の状態がよろしくなく、自転車にはほとんど乗れなくなったが、自転車でなくとも、カメラでもいいし、ひとりでぶつぶつ、どのレンズがああだこうだ、bot のようにつぶやき続けている時間がまるであたかも永遠のように、インド・ボンベイの安宿に沈没して毎日、どこぞの国境がどうしたこうしたつぶやくまま日が暮れていくような、そんな時間が今は心地良い。
 
20110424t02
D40 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO (F4.0 1/4000sec ISO:400)
誘われた飲み会の首尾はともあれ、俺が「腹を割って」なにかを喋ることなどできなかったことはいつもの通りだし、そもそも俺が「腹を割って」喋って欲しいなどとは思われていないんだろうし、思われているにせよ、「腹を割って」喋るというのがどういうことだかも分からないし。年相応に、面白い体験談などあれかしと思われているのかいないのか知らん。べつにない。なにもない。
 
20110424t03
D40 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO (F3.2 1/400sec ISO:200)
そんな会話よりもレンズだ。スペック表だ。MTF曲線だ。ブログなんてタイトルが全て、と思っていた時期もあったが、今では EXIF がすべてだ。EXIF だけが現実。EXIF だけがノンフィクション。EXIF が語るブルジョワジー。言葉に騙されるな。あいつもこいつもボンボンだ。EXIF がすべてを語る。
 
20110424t04
D40 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO (F3.2 1/2000sec ISO:200)
マイクロフォーサーズに飽いてきたのか。まだ超広角とマクロでは分があると思いつつも今日はニコンで撮った。タムキューは、寄りになると自動的に絞りがどんどん締まる構造なのな、と思った。望遠でも分があるかもしれないと思っていたが、レンズがいただけない。
 
600万画素の旧型一眼レフだから、どうしても日中シンクロがしたいときにしか使わないつもりだったのだが、どうもこの低画素であることのメリットが捨てがたく、どんどんこちらばかりを使うようになってきている。