夜間テスト走行

ナビがきたので、雨の上がった夜、少し走ってきた。
目的地は、あいうえおで入力できる、JR某駅まで。
ボリュームはデフォルトだと、桜木町の車の多いあたりで少し聞き取れなかった、ので、高めに設定すると、人けのない馬車道あたりでビル壁に反響しまくる。
300m先、左方向です
幸せそうなカップルやアベックや恋人たちがいたが、ロードレーサーに乗ってる俺の幸福度の足元にも及ばないことは見ていて明らかだった。ざまぁwwwww涙
というか、速くて見えない。
みなとみらいは新しい道が多いためか多少遠回りをさせられたものの、どこに左折専用レーンがあるだとか、その図が出てきたりだとか、分かりやすい。音声だけでもいけるし。
到着すると、何分かかりました、と発表があって終了。
帰りはナビを使わずに、今回取り付けた懐中電灯(自転車板のライトオタクが勧める自転車用ライトを、いくつかの部品の組み合わせで取り付けたもの→自転車用として売られているまともなライトは万単位で高すぎるので)の試験をした。つまり、細くて暗い道をわざと通った。
そして十分路面を照らしてくれたので、ロードの高圧タイヤでゴミや石を踏まないように運転することは容易だった。
 
ライトがおkで、電池を十分に持てば、夜だから断念、みたいな終わり方をする必要はもうなくなる。夏なら夜通し走ったっていいし、疲れたら野宿すればいいじゃん。こわいものはもうない。どこまででもいける。ナビの電池が切れたらネットカフェで充電すればいいし。そうさ、もうこわいものなんてないんだ。パンクの修理を覚えて、羽田と成田の行き方を覚えて、飛行機輪行の手続きを覚えたら、いつかまた、ベオグラードとかサラエボとかブダペストとかプラハとか逝くんだ! 彼女のいない俺には、飲み仲間のいない俺には、結婚の予定のない俺には、金が、うなるほどある! 人生は楽勝すぎる! そういうところまできた、そういうところで、もうすぐ、ぼくのなつやすみは終わる。
ラソン狂のミキティ子も登山オタクの安めぐみ子も、もしかしたら、自転車乗りかもしれないじゃないか。デスクに本置いといたら、反応するかもしれないじゃないか。仲良くなれるかもよ。そうすれば、二人と仲良くなれれば、二人を味方につければ、仕事なんて、どうにでもなるに決まってるじゃないか。
 
そうさ、俺は、ただの、暗いだけの、なに考えてるのかわかんないキモい奴なんかじゃ、ないんだ・・・ごふっ