ワイヤービードとケブラービード

20090705t01
ロードバイクの掃除をしていた。
スプロケットを拭いて、チェーンを拭いて、チェーンに注油。
レイナード・ローレンスが自らのM14ライフルにシャーリーンと名づけたように、俺はロードレーサーになんちゃらすてぃかと名づけて云々のつもりでいたのだが、どうもそういう流れではないようなのでそれはよした。
 
「オイルは十分、動きが綺麗だ、最高だぜシャーリーン・・・
 
その他はほどほどに。
 
で、チューブ交換作業については、なにか根本的な勘違いをしている気がするので、ボスのところへホイール・チューブ・タイヤを持参して行った。もちろんこうなるリスクを考えて、土曜日に挑戦したわけだけども。
ボスの判定では、
 
20090704t03
▲これ、アウト。
 
20090704t04
▲これも、アウト。
 
20090704t06
▲これも、ちょっと危険。アウト。
 
ということに相成り、チューブだけでなく、タイヤも交換することに。
 
まず、取り付け方については、自分がどういう手順ミスをしていたのかが、口頭説明、取り付け実演の時点でも分からなかったが、いざその場で自分でやってみて、それを見てもらって、注意を受けて、そこでやっと分かった。簡単にいえば、ホイールに片面噛ませたタイヤにチューブを入れるときに、一気にリムに乗せようとしていたのが勘違い。
 

  1. ホイールにタイヤをかぶす
  2. タイヤにチューブを入れつつリムに乗っける
  3. タイヤの反対側をはめる

 

  1. ホイールにタイヤをかぶす
  2. タイヤにチューブを入れるがリムには乗っけない
  3. タイヤの反対側をはめるときにチューブがリムに乗っかる

 
てことになるのだが、まぁやらないと分からんというか。。。
 
それで、先の写真のとおり、タイヤはもともとワイヤービード(という言葉を今日教わった)の安物を履いていたのだが、これは

  1. タイヤのふちにワイヤーが通っている
  2. なので、店頭では、輪っか状にぶらさげて売っている
  3. ワイヤーの分だけ重い
  4. 携帯できない
  5. 安い

で、これプラス、今回、チューブがバーストしたときに、そのワイヤーが曲がってしまっていた、のでもう使えない。
 
一方で、今回新調したのは、ケブラービード(という言葉を今日教わった)というもので、

  1. タイヤのふちにワイヤーが通っていない
  2. なので、店頭では、畳んで小さいケースで売っている
  3. ワイヤーの分だけ軽い
  4. 携帯できる
  5. 高い

ということ。前者が1000円台から、後者が2000分台から、というところか。
 
せっかくなので色とかデザインとか考えて、壊れていない後輪の分も買って、後輪は帰宅後に自分で交換して、無事、すんなりできるようになった。
そして、夜の街を8kmほど走って、問題がなかった。
 
携帯ハンドポンプで7気圧入れる練習もしようかと思ったのだけど、面倒になって、普通のポンプを使った。でもまぁ、これでパンク対策はどうにかこうにかできたのではないだろうか。ただ、問題点は、つまり

  1. 携帯ハンドポンプで7気圧まで入れられるの?
  2. チューブだけでなくタイヤもダメになったらどうする?(現状、替えチューブは常時携帯しているが、替えタイヤは携帯していない)

というところ。
 
ま、次善の策として、どこにでも駐輪できるように、チェーン類はかなり長くて太くて黒いものを含む6本を持参しているのだけれど。