けだるいクリーニング店員さんの黄色いシャツ

結局東京在住時代も愛想の良いアイドルみたいな女の子の店員がいる店ではなくてオバチャン店員ばっかの店に行ってたのだけど今、こっちにきて、けだるい黄色いシャツの店員さんのいる店に通っている。そりゃ、承認欲求を解消できない俺としては、dropdbのスターをゲットした日はそれだけで気分がよくて飯が1.0025倍ぐらいうまいですよ、俺ってネットリテラシーあるんじゃね?情弱ってわけじゃないかもしれないんじゃね?とか思うよ。lovecallのスターをゲットすると、ちょwww俺、いずれなんか身分不相応にラッキーな出来事がもう1回か2回ぐらいは人生に残されてるんじゃね?とか思うよ。なんでゲットできたのかはよく分からなくても。しかしね、その店員さん、すげえ面倒くさそうにいらっしゃいませと言うし、というか俺が来ただけで面倒くさそうな顔するし、レジのレシート切るときも面倒くさそうに、手だけ伸ばしてビリってやるときに少し前かがみになるんだが、その黄色いシャツの下に見えるパットの胸が踊るさま、彼女は病的、とまではいかないギリギリの線で細身すぎるのだが、いや、べつに肌がつるつるというわけではなくむしろ汗ものような湿疹があるかもぐらいなのだけど、そんな彼女が仮に、仮に、だ、そんなことはまず起こらないだろうが仮に、だ、ありがとうございました、というときに少しく「笑顔」なんてものを見せてくれたりしたら、と想像するだけでドキドキするじゃんね、結局今日も愛想笑いの一つもなかったけどさ。なにに疲れているのさ。俺はクリーニング店の労働がどんなものか知らないんだ。彼女と俺の共通の話題としてなにがありうるのか知らないんだ。「暑いですね」と仮に、だ、そんなこと言う度胸はまったくないけど仮に、だ、そういうふうになにげなく挨拶をしてみたら彼女がどんな反応をするだろうか、と思いながら今日もそのクリーニング店へ向かってしまうんだ、高いのに。それで「暑いですね」と言えないまますごすごと、退散する。
最近、無料ユーザーである俺のダイアリーの右上にある「ログアウト」の文字が「プリントアウト」に見えるのだが、それは酔いのせいだ。いつの日付から酔っ払い日記になってしまったのかははっきりとは覚えていない。